「BROOKS BROTHERSのB.Dシャツは、やっぱりアメリカの香りがする。」
NagaoDaisuke
アメリカ製の
ブルックスブラザーズの
ボタンダウンシャツ──
しかもDEAD STOCKとくれば
反射的に手が伸びてしまう。
それはたぶん、モノそのもの以上に
「そこに流れていた時間」まで
欲しくなるからだ。

このシャツは、クラシックそのものだ。
シングルニードルの丁寧な縫製
裾のマチ、ボタンダウンの襟は
ロール感があって
絶妙に力が抜けている。
少しゆったりしたフィッティングも
このシャツならむしろ正解。
現代のパターンにはない空気が漂っていて
それが不思議と今のムードにしっくりくる。
なぜ、今B.Dシャツなのか。

ここ数年で
服の価値の見方が
少し変わってきた気がする。
どれだけ手が込んでいるか
どこで作られているか
どんな歴史があるか──
そういう“背景込みの魅力”に
改めて注目が集まっている。
B.Dシャツって
元々はポロ競技の選手が襟を
バタつかせないための工夫から
生まれたスポーツウェアだった。
それがアメリカの大学生たちの定番になり
やがてケネディやウディ・アレンが
街で着はじめ
何十年もの間、アメリカの
"普通のかっこよさ"の象徴であり続けた。
現代のファッションが
どんどん機能化していく中で
この時代のB.Dシャツは
むしろ「不便」な部類かもしれない。
でも、そこに宿っている
手触りや空気は
どこか人間的で温かい。
着る人の余白を
残してくれるというか
語りすぎない格好良さがある。

そして、何より"MADE IN USA"。
いまではほとんど姿を
消したアメリカ製のシャツ。
大きな工場で大量生産されたモノだけど
それでも、どこかに
「人の手」が感じられる。
そういう空気を
いまのスタイルに自然に
取り入れること──
それこそが
今またこのシャツが
刺さる理由だと思う
