須浪亨商店 / スイカかご

須浪亨商店 / スイカかご

NagaoDaisuke
イ草。
ござや暖簾など古くは
日常の生活の道具として
長く愛用されてきた民具に
使われてきた素材。
その最大の産地が岡山は倉敷。
その昔、倉敷は土壌の塩度が高く
農作物の育ちが悪かった為に
その問題の解消方法として
イ草を一帯に栽培したのが
倉敷がイ草の産地となったという理由。
何故イ草なのか?
それはイ草は非常に丈夫で強い植物で
土壌の塩分を吸い上げて浄化する役割を
担えたから。
そんなイ草の道具たちも
現代の生活では使われなくなってしまい
今倉敷で現存するのが須浪亨商店のみ。
今は5代目の須浪隆貴様が引き継いで
おられます。
須浪隆貴さんは
元々ファッションの学んでおられたので
イ草の道具たちも
日常の生活でファッションでコーディネートが
可能なデザインのものへとアップデートされています。
もちろん
昔ながらの暖簾やかごや鍋敷きなども
現在もしっかりと作られてます。
古くを守り新しきを知る。
伝統と革新。
そんな言葉がぴったりなイ草のアイテム。
その中でも今回は個人的にも
無茶苦茶洒落てると思っているカゴをご紹介。
”スイカかご”
モデル名の通りスイカを運ぶかごです。
ただスイカを運ぶために使うのではなく
もちろんカバンとして使ってもらいたいなぁと
思っております。
網目が荒いので小さなものを入れる場合は
シルクのスカーフやバンダナをかごの中に
敷いて使用して頂くと問題ないのかなと。
ポーチなどのサイズであれば問題なく
入れられるので案外使い勝手はいいと
思います。
もちろん男性が持っても
問題ないです。
逆に男性が持つ方が個人的には
かっこいいと思っています。
須浪亨商店 / スイカかご 手長
これはハンドルの長さが長いモデルですので
肩掛けも可能なサイズです。
道具をファッションとして今後も世の中に
残して行く。
こんな事もファッションのこれから必要な事ですね。

 

 

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