インポートとは

インポートとは

今の時代の所謂
セレクトショップだと
品揃えの全てが日本のブランド
なんて事も沢山。

世代によるのですが
私がカッコいいと思う
キッカケを教えてもらえた
お店はほとんどが海外のブランド
で構成されていたので
今の日本式のセレクトのお店は
奥行きが無いというか
味がないというか。。

洋服文化は海外からのモノで
それを日本でアレンジして
海外へ発信していく流れが確立されて。

だから海外のブランドの今というのも
必ずお店で表現して、魅力を伝えていく必要が
あると思うんです。
海外の今があるから
日本のもの作りの良さも伝えられると。
特にセレクトのお店はそういう物だと思っています

当店はやっぱりセレクトが好きで
編集とコーディネートと合わせてカルチャーを
発信したり、共有したりしたいと
思っています。
前振りが長くなりすぎました笑


さて本題
そんな海外のブランドで海外の匂いが
詰まった、まさに今の海外。
しかもアメリカ。
MADE IN U.S.Aから届きました。
ご紹介したいのは
GREIというブランド。
アメリカのN.Yのブランドで
都会的でありミニマムなスタイルの
衣類を毎シーズンリリースしています。
日本のモノ作りとは異なり
すごく環境に配慮したモノ作りや
現代における生活感の中で
着用して頂き易い素材使いや
デザイン、ディティール。
それでいてブランドらしい
テクニックを使ったパターンメイキング。
出来上がったウェアを見ると
日本のブランドとは全く異なる
空気感を纏っています。



この言葉で表現できない空気感というものが
今、本当に大事にしたい部分でして。

今回セレクトしたシャツも非常にユニークです。
通常シャツは体に沿うように立体的に
パターンを作っています。
確かにフォーマルの世界にある
お誂えのハンドソーンのドレスシャツなら
それを求める部分かもしれませんが
カジュアルで現代の生活の中で
それは必要ないのかもしれません。
GREIは特徴として直線をかなり多く
使用したパターンメイキングをしており
そのために物凄く平面的なデザインです。
立体的なパターンほど縫製が難しいとは
思いますが、少し触れた通りに
縫製が難しいから良い服なのか?
かっこいい服なのか?
これは一概にそうとは言えないのも
現代の洋服と思っています。

超絶平面的に構築されているからこそ
着用した時のシルエットが
非常に面白く、その独特のフォルムが
今の日本のブランドとコーディネート
した際に良い感じに
変わってるようで変わってない
変わってないようで変わってると
なってくれます。



着用した時のポンチョの様なシルエットの
シャツ。
それでいて民族的にもなり過ぎず。
洗練された空気感もある。
中々こんな感覚の洋服はないかと思います。
外国人が受けてきたカルチャーや
ライフスタイルからしか出来ないモノ作り。

ぜひその空気を纏って下さい。

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