
SHOKO TAKAHASHI × roundabout
NagaoDaisukeミリタリーって聞くと
ちょっと硬派でゴツいイメージがあるけれど
それをこんなにも繊細で
アートピースみたいなパンツに
仕立ててしまうのが
SHOKO TAKAHASHIとroundaboutのマジック。
イラストレーター・SHOKO TAKAHASHIが描いたのは
戦車や手榴弾、ヘルメット——だけど、それだけじゃない。
草花が絡み合っている。無骨なモチーフの中に
優しさとか、ピースフルな空気感が宿っている。
遠目には刺繍のようにも見えるグラフィックが
実は緻密な線画っていうところに
またグッとくる。
素材には「コットンタイプライター」。
シャツによく使われる、あの高密度な生地。
軽くて丈夫で、風がすっと通る感じが真夏に嬉しい。
製品洗いが施されていて
最初から肌馴染みが良いのもポイント。
ハリもあるけど、しなやかさもちゃんとあって
動いた時のシルエットがほんとうに美しい。
シルエットは、roundaboutらしい余裕のあるワイド。
ヒップやワタリにしっかりボリュームがあるのに
どこか洗練された印象に見えるのは
たぶんこの絶妙なバランス感覚のおかげ。
ウエストはゴム+ドローコードで
調整もイージー。
長時間の外出や旅先でも
ストレスフリーで付き合えるやつ。
スタイリングとしては
白い無地Tシャツでラフにまとめてもいいし
ちょっと小さめの開襟シャツをタックインして
レザーサンダルなんてのも良い。
モード寄りに攻めるなら
ジャケットを羽織ってみてもOK。
プリントパンツって実はすごく自由で
着る人の個性をしっかり映してくれる。
街に出たとき、ふと道行く人が
「それ、どこのパンツですか?」
なんて声をかけてきたら
ちょっとニヤリとして
「これ、SHOKO TAKAHASHIとroundaboutのコラボなんですよ」
って言ってみたい。
服って
ただ着るものじゃなくて
カルチャーだと思う。
このパンツはまさにそんな一本。