10年後も、ふつうに着ていたい服。

10年後も、ふつうに着ていたい服。

NagaoDaisuke

ウメダニットは

新潟・五泉のニット工場。

もう60年も前から、静かにまじめに

ニットをつくってきた。

そして今、作り手たちはこう考えた。

「10年着られるニット」を、ちゃんと作ろうって。

 

“壊れない”じゃなく、“壊れても直せる”。
“流行”じゃなく、“どこかにフィットする”。
“すごくおしゃれ”じゃなく、“ちゃんと着たくなる”。
その絶妙なニュートラルさこそが
このニットの魅力かもしれない。




デザインはごくシンプルで

普遍的なカーディガン。

素材はファインメリノ。

16ゲージのハイゲージ。

この数字は、つまり「上質で繊細で

でも気軽に着られる厚み」ということ。

ふれると驚くほどなめらかで

ほどよく光沢があって、体温にすっとなじむ。

これはもう“ニット”というより

“肌に近い道具”。

 

 

たとえば、京都。

春の終わり、鴨川沿いを歩くとき。

男なら、生成りのタートルに

このカーディガンを羽織って

足元はレザーサンダル。

スウェットじゃ物足りない。

でもジャケットほどかしこまりたくない。

そんなときに

ちょうどいい距離感。

 

女性なら

くたっとしたプリントTと

リネンのワイドパンツに

さっと肩にかけて。

初夏の大徳寺で

苔庭の静けさに身を置きながら

ふと風に揺れる袖口を見る。

“服って、こういうものだったな”と

思い出させてくれる瞬間がある。



 

色はベーシック。形もシンプル。

だけど、ちょっとした空気感がある。

いつでも着られるし、どこでも浮かないし

男女問わず誰にでも似合う。

でも、ありきたりにはならない。

 

 

それはきっと、“誰かのため”じゃなく

“自分のため”に選んだ服だから。

10年着られる。

10年着たい。

10年寄り添える。

10年、変わらない。

ウメダニットの「10年ニット」は、そういう服。

 

一周回って

スウェットより頼れるかも。

そして、10年後にふと見返して

「ああ、これまだ着てたんだ」

と笑えるような、そんな一着になるような気がする。


UMEDA / 16GG WOOL V-NECK CARDIGAN

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