黄昏の京都に映える、ワイドスウェットの新しい輪郭
NagaoDaisuke

秋の京都、夕暮れ。
石畳に長い影を落としながら歩くのは
職人の手で一点一点仕上げられた
ワイドスウェットパンツ。


洗いとダメージ、膝と裾のダーツ。
そのディテールがつくるのは
リラックスではなく、モードの輪郭だ。

サンフェード加工による色落ちは一点物。
どれも異なる表情をもち
量産では絶対に生まれないリアルな質感。
ヴィンテージの深みをまといながら
今の街にフィットする。
合わせ方次第で表情は二つ。
白シャツにレザーシューズ
──寺町の灯籠に映える
静かで端正なモードスタイル。
フーディにハイテクスニーカー
──鴨川沿いを滑るように駆ける
ストリートの抜け感。

デニムブランドでキャリアを
積んだデザイナーの感覚が
L.Aブランドらしい存在感を際立たせる。
京都の黄昏に
ヴィンテージとモード
ストリートが交差する。
一本のパンツが、その瞬間を更新する。
MOOJI MOOJI / 04PANTS AGED