「左京区の風を纏う。」
NagaoDaisuke
左京区の空気は、少し不思議だ。
学生の街でありながら
職人や研究者も多く住む。
哲学の道を歩けば
ふとした古本屋の軒先に
美しい偶然が転がっていたりする。
そんな雑多さと静けさが同居する街に
このプルオーバーはよく似合う。

表面はナイロン×シルクの塩縮タフタ。
経糸に110デニールのナイロン
緯糸に2/120の絹紡糸を交差させ
福井県の老舗機屋で丁寧に織り上げた生地だ。
塩縮加工を施して生まれる独特のシボ感は
柔らかい光を受けるたびに表情を変える。

そして染色は京都。
絹を扱うことに長けた染め職人が
独自の手仕事でトーンを整える。
結果として
上質でありながら気軽に扱える
「日常のシルク」が完成した。

裏面には
リサイクルポリエステル100%のフリース。
軽くて、保温力もある。
真夏以外なら季節を問わず
着られる万能素材だ。
ナイロンシルクの艶と
フリースの柔らかさ。
この組み合わせが
左京区の街並みに不思議と馴染む。
冷え込む朝の出町柳を抜けて
鴨川を渡る時の風にも負けないし
叡電で一乗寺へ向かう午後にも
ちょうどいい。

街と自然の境界を
自由に行き来できる服。
アウターとして
ミッドレイヤーとして。
少し先の季節を感じながら歩くための一着。
awasa / nylon silk PCS pullover JKT