下半身に夢中なんです。いや、ファッションの話ですよ?

下半身に夢中なんです。いや、ファッションの話ですよ?

NagaoDaisuke

 

昔から

どうも「下半身」にばかり気を取られてしまう。

もちろん誤解しないでほしい

これはれっきとした“ファッション”の話。

 

 

スタイリングを考えるとき

たいていの人は

「今日はどのシャツにしようかな」

とか

「上着どうするか問題」から

入っている人も多いかと。

かく言う自身もそう。

けど、30代半ば頃からはずっと逆だった。

パンツと靴。

ここさえ押さえれば

コーディネートは成立すると思ってる。

いや、成立どころか、キマるとすら思ってる。

 

極論、無地のTシャツだけでも

ボトムスとシューズさえ変えれば

一週間バレずに過ごせる説——

これはもう、信仰に近い。

 

現に、うちの靴棚は軽くパニック状態だ。

正確な足の本数がわからなくなるくらい

靴があるし

パンツの種類も軽くパン屋を名乗れる

くらいには豊富。


太いの、細いの、軍パン、スラックス

ショーツ……。

試したいシルエットがありすぎて

もはや自分の脚があと3セットくらい欲しい。

 

でもトップスって

意外とそんなに必要ないんじゃないかって

ここ数年で思うようになった。

夏は上質な無地Tが数枚あれば事足りるし

秋はスウェットとシャツ。

冬はカシミアとメリノウール。

アウターなんて、ここ数年の温暖な冬を考えると

ダウンとコート1着ずつで十分じゃないか

と思えてきている。

 

 

結果、毎朝の自問は

「今日はどのパンツとどの靴でいこうか」

になる。

気分、天気、目的地。そこを起点にしたら

上半身は自然と決まる。

たいてい、無地Tだけど(笑)。

 

 

だから「何買えばいいの?」って

相談されたら

即答で「パンツと靴」。


確かに

最近の革靴の値段を見るとちょっと

ため息も出る。

でも、それでも足元って裏切らない。

靴がちゃんとしてると

自分もちょっとちゃんとしてる気がしてくるから

不思議。

 

で、夏。もうすぐそこまで来てる。

暑いからこそ、潔く白T一枚でいきたい。

その潔さにぴったりなのが

armiのCREW NECK-T

着丈も、身幅も、生地感も、ちょうどいい。

そう、“ちょうどよさ”って、

実はすごく偉大。

 

 

パンツと靴で変化をつけて

上は白Tでシンプルに。

これ、意外と大人の醍醐味じゃない?

 

こんな偏ったスタイリング哲学を

もう15年くらい抱えているけど

不思議と困ったことはない。

むしろ、どんどんその偏りが“正義”に

思えてきている。

いや、やっぱり偏ってるかな。

もう、こんな私がファッション業界に

いることはNGかもね。



でもそれがスタイルってやつと思ってる。

 

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