アメリカ製がすべてじゃない?

アメリカ製がすべてじゃない?

NagaoDaisuke

アメリカ製がすべてじゃない?

言わずと知れた

“キング・オブ・デニム”

リーバイス。

 



そんな巨大なブランド史のなかにも

ときどき“寄り道

”みたいに面白い支流がある。

たとえば

80年代後半から90年代前半にかけての

ユーロリーバイス。

今日はその中から

フランス製の 501 をひとつ。

 

 

「アメリカ製と何が違うねん?」

——そんな無粋な質問は

ここではちょっと置いといてほしい。

細かな違いや希少性といった

“知識の優位性”よりも

もっと大きな視点で楽しんだ方が

この一本は味わい深い。

 

 

フランス人が見た“アメリカらしさ”。

フレンチトラッドの空気と

Levi’s のワークウェアが

ふと擦れ合った時に生まれたムード。

その距離感が絶妙で

どこか品があって

やっぱり魅力的なのだ。

 

かくいう僕も

長いことアメリカ製に育てられた世代だ。

「アメリカ製こそ至高」という

刷り込みを、疑いもなく信じていた。

でも、歳を重ねると変わる。

ロマンを感じるかどうか。

生産背景に物語があるか。

そこに共感できるか。

重要なのは、結局いつもそのあたりだ。

蘊蓄や希少性のマウント合戦みたいなものにも

あまり興味がなくなった。

最終的には

自分がカッコいいと思えるか

この一本でスタイリングしたいか。

ただ、それだけだ。

 

だから今では

中国製だから

アジア製だから

中南米製だから——

そんな風に頭ごなしに

線を引くこともなくなった。

“いいもの”の定義はもっと自由だと思う。

 

話を戻そう。

アメリカを代表するワークウェアであり

ゴールドラッシュの象徴として

開拓の時代を支えた Levi’s。

その一方で、ヨーロッパでは

ファッションとしてパリジャンに愛された 501。

この振れ幅の大きさは

他のどんなブランドでも

真似できないだろう。

いや、おそらく今後も現れない。

 

アメリカでは

“Levi’s 501、トム・ブレイディ、チキンナゲット”

なんて


妙な三点セットで語られるとも聞くけれど

そんな国民的ジーンズの

“Made in France”。

 

フランス人が見た

アメリカンワークウェア。

キング・オブ・デニムの

静かな変奏曲みたいな一本。

これは自信を持っておすすめしたい。

 

 

そんな古着たちが11月24日(月)まで

UNの店頭に並んでおります。

是非新しい見方を発見しに。

 

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